車窓から。

非アイドルグループ、超特急について。の、名残

Synchronismについて。

今回、一つのツアーに複数回参戦した。

乗車するたびに最高潮に楽しい気分になれた。

毎回毎回楽しくて、終わったことの虚無感よりも、次のライブまでの時間が楽しみでしょうがない。

ふと、なんでこんな楽しいんだろうな。と改めて考え直してみた。

 

6月11日

超特急 LIVE TOUR 2016 Synchronism~Body & Groovin’~

パシフィコ横浜公演にて

 

僕たちは、超特急です!

以上僕たちは、超特急でした!

 

あの挨拶を一緒に出来る事がとても楽しくて嬉しいことに気付いた。

 

いわゆるアイドル。

キラキラしたステージに立って歓声を浴びたい、脚光を浴びたいと思うことは、

そこそこの人が少なくとも多少はあるのではないだろうか。

ただそれは本当に多少、もしくは虚構的なもので、

例えるなら、「宇宙旅行に行きたい。」とか、「仕事全部投げ出してハワイに行きたい。」とか、

そういったものと同じレベルで。

”できたら良いけど現実的にどうあがいてもできる訳が無いしそんな夢を見るより現実をちゃんと生きていかないといけないよね。”というレベルで。

 

そんな願望を自分は、超特急のライブに行くことで、疑似体験して叶えているのかもしれない。

まるで自分もメンバーになって同じステージに立っている*1、と。

そりゃもちろん、ちゃんとこちらは客だということは頭ではわかっている。

当落に一喜一憂して、お金払って入場して、パフォーマンスにあれやこれや言って。

けれども、一緒にチームの名前を”自己”紹介して、踊って、歌って、ペンライトという小さな照明振り回して。

そうしていると、演者の一人になっているような気分になれた、気がする。

特にフリマネをしている時が個人的には特にそれを強く思って、

走れ!!!!超特急で、超特急のポーズをとることに今回一番心がこもった。

今記憶を呼び起こして印象に残っているのは、OVER DRIVEにて

ユーキさんが、一緒に踊っている8号車をみてとても嬉しそうに笑っていたこと。

 

「8号車もメンバーです。」

 

彼らは繰り返しそれを言葉にしてくれしていて。

それは界隈でよく言われるような演者からのリップサービスではなく。

ではない、というか、勘違いでもこういう考えを持ててしまえるなぁ。という驚愕で。

持たせてもらえるんだなぁという感動で。

 

「これからも超特急でいてください。」

 

同講演でのリョウガさんの言葉。

”8号車”ではなく”超特急”で。

 意味は同じだけども、グッとくるものがあった。

 

今ツアータイトル「Synchronism」

またこうやって痛々しくも独自の解釈をしてしまうんだけど、

シンクロニズムというタイトルが、疑似体験という言葉で、

ひとつストンと心に落ち着けることができた。

あなた方が楽しいから、私も楽しくなっちゃうんでしょうかね。

心コネクション*2

 

本当はツアー終わったらShoutとGroovin、両方の感想を書こうと思っていたのだけれど、

もう、「楽しかった。」以外の言葉が見つからなくて文章に起こせる気がせず。

文字だと”楽しい”の四文字なんだけど、ライブ中は本当全身で楽しくて、

もはや記憶もなくて、ただ楽しかったことだけが残っていて、すぐに次のライブに行きたくなって。

 

ライブにポンポン行くことに周りからは軽く引かれ気味だけれども、

今度からは胸を張って言える、

「行けばわかる。」と。

*1:フォロワーさんの言葉

*2:♪Synchronism - 超特急 の歌詞より引用。